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日経平均4000円超下落、ドル円は140円を割るか?

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金融
Surprised managerial man on the phone
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米雇用統計悪化によって、日経平均はどうなる?ドル/円は円高?

アメリカの景気後退リスクの要因とされる失業率の市場予想4.1%を上回る4.3%が発表され、NASDAQ、S&P500ともに下落しました。

失業率が4.3%になったことでサームルールが発動しました。

サームルールとは失業率の3か月平均と過去12か月の最低値の差が0.5Pを上回ると景気後退(リセッション)する可能性が高いという指標

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米金利は据え置き、次回9月会合で利下げ

出典先:CMEのFedWatch ツール
7月31日に行われたFOMCで金利据え置きをしましたが、米国企業の決算発表で業績悪化も下落要因になっているので、次回9月までFOMCは開催されないので利下げするべきだったのでは?という声も出てきています。金利が高いことにより、米国企業の業績悪化が表面化していることがわかります。

円高による影響は?


新NISAを買っている方は円換算で、1ドル161円の時から15円下落している為、利益は圧迫されます。ただし、ドルコスト平均法で買い付けをしているので、ドル安の時にたくさん買えるぞ!と、円高株安を歓迎している方も少なくないでしょう。

為替市場による影響で日経平均は大きく下落しました。
6月の全国企業短期経済観測調査の企業の事業計画想定為替レートは144.77円で、現在146.5円であと、3円円高が進むと業績を下方修正しないといけない事もマイナス材料にされ、下落要因に繋がりました。

為替は146.5で反発するのか


3月8日11日に付けた日足146.480のサポートラインが効いてくるのか、145円台にはサポートラインがたくさんあるので反発は望めそうです。ですが、ファンダメンタルで見ても円高相場にシフトしているので、戻り高値で売られる可能性は十分にありそうです。

まとめ

日銀の植田総裁は質疑応答で金利0.5%で留まらず、経済状況を見てまだまだ利上げを行う可能性を示唆しました。
米国は企業の業績悪化や、失業率の上昇で利下げは不可避とされているため、日米金利差は少しずつ縮小していきます。為替市場に影響がある為、日経平均にも今後どのぐらい影響が出るのか注目していくところですね。

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