いきなりネガティブな発言になりますが、トラック運転手は今のところ明るい未来はないです。やめとけとは言えませんが現状では
企業に人が入ってこないし、物価高騰(ガソリン代の値上げ)の世の中で、下請け中小企業が生き抜くためにも
元請けの企業さんに運賃値上げ交渉して適正な運賃をもらわないと、自社のコストが上がりトラックの維持費は上がるばかり。ただでさえ安月給なドライバーはたくさんいるので、会社は基本給をなかなか上げられない。
その結果辞めていく人も数多く・・・
これではドライバーの確保も難しく、会社の経営も厳しい状況が続いています。
トラック運転手メリット・デメリット
メリットは以下の事です。
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人と話すのが苦手な人にとっては1日を通してあいさつ程度しか話さない日がある
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マイペースな人には向いている。コースに乗ると決められた場所にしか行かないことのほうが多い
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営業がほぼ必要ない。
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他の協力会社に移籍しやすい。
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会社によっては社長自ら、バリバリ働いて社風がよい
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待機時間が長いのでスキマ時間で副業の勉強ができる
デメリットは以下の事です。
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拘束時間が長い
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時間のわりには給料が安い
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運送業で働くと次の就職先も同業者に就きやすい
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コースによってラクな所もあるが、ハズレも多い(休憩が少なかったりする)
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働いた先に賞与が存在しない。退職金制度もない
現職、トラックドライバーをしており運送関係には17年携わっています。大手の運送会社の協力会社として、月24日間稼働で働いています。
職歴
配達員 2年
現場作業 4年
運転職 11年
運行管理資格所持
ゴールド免許(3年)
もちろん最初の頃は運転が雑で下手くそで、荷物の積み方や積むスピードも得意とは言えませんでした。
そんな私でも運転が慎重になり、仕事も丁寧に、荷主の方に気に入られる記事を書いてみました。
2024問題で世間の流れが大きく変わろうとしているので、運転手の皆様が心配していることを記事にできたらと思っています。また、これから運転手を始めようという方にも声が届いたらと思っています。
生き抜くためにはドライバーの質か。まとめ
コロナが流行り始めたころ、数々の企業が元請けから人件費削減でカットされるのを見てきました。
そこで生き残った企業はやはりドライバーの質が高かったり、仕事に協力的な人が生き残り、結果的にその会社がシェアを高めたことでした。
2024問題でも労働時間が短縮されて稼げなくなり、トラックから離れる方も多くいらっしゃいますが、
人を入社させる努力を、経営者側の努力が必要だと思います。
会社が支払う車両保険の年間経費削減のため、トラックの事故や未然に防げる故障を社員に教育する必要があり、利益が出れば会社全体で現在どういう取り組みを行っている。という上からの落とし込みが必要だと考えています。
トラック業界が崩壊しないためにも中小企業の経営者、従業員が一丸となり、会社をよくしていこう!と思える意識が必要ですね
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